WHAT WE ARE ABOUT
2015年、CEO兼ワインメーカーのジェイコブは地元ハンプシャーのブドウ畑からブドウを購入し、新たな挑戦を始めました。彼の目標は、英国のワイン業界に新風を吹き込むことでした。既成概念にとらわれず、ハンプシャー産ブドウの特徴である鮮やかさ、純粋さ、精密さ、新鮮さを最大限に引き出し、最高品質のスパークリングワインを生み出すことを目指しています。
ハンプシャー州に新しい拠点として壮麗な12ヘクタールのブドウ畑とワイナリーを構え、2020年、自社畑で丹精込めて栽培した最高級のブドウを厳選し、細部にまでこだわり抜いた新作スパークリングワインをリリースしました。
最新鋭のワイナリー、テイスティング・ルーム、そして屋外イベントスペースを備えた新施設が完成しました。この施設では、ハンプシャーでのブドウ栽培とワイン醸造に不可欠な要素を大切にしています。それは、勤勉さ、忍耐力、柔軟な思考、そして遊び心です。これらの精神を持ちながら、私たちは情熱を持ってワイン作りに取り組んでいます。
イングランドでワインを造ることは、刺激に満ちた挑戦です。私たちは、その魅力と課題の両方をお客様に体験していただきたいと考えています。ブラックチョークは、ワイン職人たちが中心となって進めるプロジェクトです。チームの一人一人が、ブラックチョークでのワイン造りに情熱を注いでいます。
ここ数年で私たちは着実な成長を遂げてきました。日々、新たな発見と改善を重ねながら、イギリスワインの魅力をさらに引き出し、その驚くべき可能性をより多くの方々に楽しんでいただけるよう学び、そして発展し、これからも情熱を持って挑戦を続けていきます。
2020年は多くの人々にとって困難な年でしたが、私たちにとっては大きな前進の年となりました。最新鋭のハンプシャーワイナリーを特注で建設し、その年最初のブドウ収穫のわずか48時間前に完成しました。タイトなスケジュールの中、チーム一丸となって努力を重ね、見事に目標を達成することができました。この成功は、私たちの決意と団結力を示す素晴らしい証となりました。
私たちのワイン造りへのアプローチは、実験と精密さです。すべてのワインは、環境に配慮した持続可能な方法で製造し、できる限り自然の過程を尊重しています。ブドウ畑とワイナリーの両方で英国サステナブルワイン協会の認定を受けていることは、私たちの大きな誇りです。この認証は、私たちの環境への取り組みと品質へのこだわりを証明するものです。
ブドウのクローン選びから、収穫したブドウの房を丸ごと圧搾するまで、ワイン造りの全工程において細心の注意を払い、すべて手作業で行っています。デゴルジュマン（澱抜き）の後、各ボトルは最低6か月間コルク栓をして熟成させます。この期間に、ワインは落ち着きを取り戻し、その個性と魅力を十分に引き出すことができるのです。
ブラックチョークでは、ヴィンテージ・ワインのみを製造しています。このアプローチによって、レシピに頼ることなく、毎年その年のヴィンテージのストーリーを忠実に反映した最高のワインを作ることが可能になります。もちろん、ある年は他の年よりも難しいこともありますが、それもまた楽しみのひとつです。
30エーカーのブドウ畑では、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・プレコス、ピノ・グリの34種類のクローンと台木の組み合わせを栽培しています。すべてのブドウは白亜の土壌の上で育てられており、この白亜こそが当社の高品質なワインを生み出すための鍵となる純粋さを与えています。
私たちのブドウ畑チームであるジェームズとジムが管理している4,500本のブドウの木は、4つのブドウ畑にわたって植えられています。
- Riversはテスト川とアントン川の間に位置している2ヘクタールの畑です。当社のツアーやテイスティングの予約を通じて、この畑を訪れることができます。冬の間は羊が歩き回っているのでご注意ください！
- Levelsは当社のブドウ畑の中で最大で、上下二層に分かれています。当社の２つのプレミアム・スパークリングワイン、Inversionと Paragonに使用されるブドウの木が植えられています。
- Hideは、渓谷に隠れており、夏の日差しをたくさん受け、また悪天候からも守られており、 霜が降りるようなことはほとんどありません。当社のワイン畑の中でも最も美しいブドウ畑です。
- 最も小さなブドウ畑「The Circle」。The Circleの各区画には異なる品種のブドウが植えられており、ブドウ畑としてだけでなく、イベントスペースやゲストがくつろげる場所としてもよく利用されています。
